先日、日本を代表するモーターバイクの販売店の方々と話をする機会を得ました。
彼らは日本のバイクは世界一だ、その普及率、日本や東南アジアでの驚異的な販売量。
しかし、それらはいつも彼らの国にコピーされてしまう危機に瀕している。
さらに現在、自分たちの売っているものは、トライアムフやハーレーダビッドソンにはどうしても勝てない、何故なんでしょう?
確かにA地点からB地点に移動するものとしては、最高のものを日本は創ったのですが、今、人々は単にA地点からB地点に速く移動することだけで満足するのでしょうか?
A地点からB地点へ速くではなく、楽しくその道程を味わいながら、癒されながら、移動自体が目的のようなモノの使われ方をするのではないでしょうか。
その時、私たちには、そんな文化的情緒性を込めたモノ創りが思想として在ったのでしょうか。
ハーレーに乗って旅するヒゲ面のおじさんに「かっこいい」と憧れる人たちが増えてきたのです。
皆さん、目を覚まそうじゃありませんか!
- 投稿タグ
- 2011