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2019年10月30日、鎌倉シャツ ニューヨーク店が7周年を迎えるにあたり、

ブログ「Ivy Style」で数々鎌倉シャツを取り上げてくださった、

Christian Chensvold氏のインタビューを行いました。

7周年記念特別動画では語られていない全編をご紹介いたします。

ニューヨーク店がオープンした時、クリスチャンさんが運営する「IVY STYLE」の取材で弊社会長のインタビューに来てくださいました。あの時、ニューヨークで鎌倉シャツはどうなると思いましたか?
When we started our Madison Avenue store, I remember you came to our store to interview our CEO. Back in that time, how did you feel Kamakura would do in NY?

鎌倉シャツの事は全く知らなかったよ!どうなるかも分からなかった。トラッド愛好家コミュニティーでは誰もその名を聞いたことがなかったんだ。だからこそ面白くなると思っていた。記憶が正しければ、初期の頃から反応はとてもポジティブだったよ。Ivy Styleで書いた最初の鎌倉シャツの記事で「日本製で$79(当時)、高品質なボタンや襟のロールのディテールが特徴のブランド」と書いたらとても好反応だった。そして、彼らの反応は正しかったんだよ。7周年おめでとう!

 

マディソンアヴェニューは世界でもトップクラスのメンズウェアマーケットと言われています。7年継続することができた秘訣は何だと思いますか?
Madison is known as top menswear market in the world. What is the key to survive?

それはあなたたちが一番知っていると思うよ。消費者が望んでいて、鎌倉シャツがこれまでしてきた事は、「一つの事を極めること」じゃないかな。鎌倉シャツは全ての事をやろうとしていない。多くのアパレルが利幅の少ない難しいビジネスをしている中で、もしかすると、多くの事に挑戦しようとしすぎているかもしれない。彼らのコレクションは、「ボードにダーツを投げる」という表現がある様に、ダーツの矢がヒットする場所は見えていても、現実的なプランがないんだ。鎌倉シャツはかなりターゲットを絞っていて、昨今のマーケットでは良いアイディアだと思うよ。「一つの事を極めること」がね。

 

私たちのサービスについてどう思いますか?
What do you think of our service?

目覚ましく素晴らしいと思うよ。日本人は礼儀正しく、アメリカ人が来店しても日本語で「いらっしゃいませ」と言ってくれてとても素晴らしい。そして、「ありがとうございました」と言ってお辞儀もしている。とても良いアイディア。日本的な経験ができる機会を持ち込むべきだよね。それが、鎌倉シャツのサービスの醍醐味。この前、シンガポール拠点の高級メンズウェアレポーターと話していたんだ。彼は電話で、最近の顧客は買い物をする時に、「経験」を求めていると言っていたよ。今はオンラインで注文をしたら家まで届けてくれる時代。オンラインショッピングをする時には、最高のディールを探している。実店舗に行くときは、何かもっとスペシャルなものに期待をしている。だから、鎌倉シャツで体験できる「日本的な経験」はとても魅力的だね。

 

NYでの鎌倉シャツの未来についてどう思いますか?
Do you have any advice on our future in New York?

もしも私が正しく理解していれば、今までの鎌倉シャツは、マーケットや変化を推測しなかったことが良かったんだと思う。コアなトラッド好きにとっては、何十年も前からこの方法が成功のカギだった。カーキトラウザーズ、オックスフォードボタンダウンシャツ、起毛のシェットランドセーター、三つボタンブレザー、ツイードヂャケット、これらのアイテムは私たちが保護したいものなんだ。そこに変化は必要ない。本物の献身的なトラッド好きは、ただその質を高く保って欲しいと願い、そしてそれらのアイテムが手に入るという事を確信していたいんだ。オリジナルビジョンに誠実に。その過程で、新しい人を呼び込むことができるけれど、どちらかと言えばアイビースタイルの価値や魅力を教育していくという事で、消費者のお金を追いかけたり、消費者が欲しいものを追い求めたりということではないんだ。ファッションだからね、いつも変化していくものなんだよ!彼らが何を欲しているか聞いたとして、1週間後には気が変わっているよ!それぞれのヴィジョンに誠実で居続ける事、やりたいことがあるのなら、今までやってきたことの中でやる。もしもタイラードジャケットに踏み出したいというのであれば、ファッショントレンドに合わせるためではなく、そのブランドがやりたいからやった方が良い。僕から言えることは、お客様が来店したとき、品質、サービス、体験があってこそ、「新作入荷しました」と言った時にきちんと聞いてくれる。

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Christian Chensvold

多くのトラッド愛好家が知るウェブサイト「IVY STYLE」創設者。

NY7周年記念特別動画

ニューヨーク店7周年特設ページはこちら >

#kamakurashirts

05. ピーター・モリス>
ニューヨーク在住弁護士。
2012年10月のオープンからのロイヤルカスタマー。