このところコロナとともに新聞に載らない日がない「SDGs」。「SASTAINABLE DEVELOPMENT GOALS」の略だが、どうも仲良くなれそうにない。
大体長い、その上日本語訳も「持続可能な開発目標」。ますますわかりづらい。「もったいない」のように短くて、スーッと頭に入るコトバでないと普及はむづかしい、少なくともわが頭は拒否反応をしてしている……。いまのところ。厄介なのはこのコトバの持つ意味が「ご無理ごもっとも」と、正しい指摘だからで、無視はできない、だがややこしい。
「わかりづらい」「覚えにくい」「うさんくさい」などの声があがっているようだが、朝日新聞が行ったアンケート調査によると、「SDGsに関心あり」と答えた人は71%と、わたしが予想した人以上の人たちが関心を示している。一方、「いいえ」は29%だった。その理由としては「絵空事に過ぎず、既存の諸問題を覆い隠す」など…。
(つづく)