「007ボンド・ルック・ショー」は、主催テイジン、協賛VANで華々しく開催された。ショーのプログラム。第1部ファッション・ショー。休憩を挟んで第2部は「ゴールド・フィンガー」試写だった。

都内港区ホテルの会場にはステージとスクリーンが設置され、シャーリー・バッシーの歌うテーマ曲が大音響で流れていた。お客様はどういう方法で招待したのか不明だが、時間前に満席で、予備のいすがいくつか出たとも聞いた。春休み中とあって、若い人たちが多く、大人向けのボンド・ルックとはフィットしない層と思われた。

当日、一部のショーのお手伝いだったので、楽屋でモデルの着せ付けなどで大忙しだった。ショーはテイジンの生地を使ったスーツを主に構成されていた。シングル2つボタンのコンチネンタル・モデルのスーツ中心で、ボンドが映画の中で身に付けていたスタイルのコピーだ。これを機にコンチネンタル(略してコンチ)がトレンドに。

(おわり)