夏の甲子園での高校野球交流試合も無事閉幕。今夏は新型コロナウィルス、酷暑と最悪の条件下での試合となったが、トラブルもなく幕を下ろせたことはなによりだった。終わってみると、優勝のない交歓試合も悪くない。これまでの暑苦しい「汗と涙」ムードなく、爽やかな高校生らしいゲームだった。

爽やか続きで言うと、選手の足元にも見られた。白いスパイク・シューズだ。といって、わたしはテレビを見ないので、新聞の写真での感想。かなりのパーセントで白スパイクが目に付いた。

調べてみたら、これまで高校野球のスパイクは黒に限定されていた。なぜ黒だったか理由はなく、お手本にした米国選手が履いていたから…といった単純なことらしい。

コンサバティブな日本高校野球連盟(高野連)がなぜか黒以外のスパイクを認めたのか。足の温度が上がりにくいデータを基に、熱中症対策として白スパイク使用を解禁したと聞く。

(つづく)


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