「クールビズ期間 国は設定やめる」(4月1日付 朝日新聞)。一瞬エイプリルフールかと思ったが、どうやらマジらしい。
「ネクタイや背広をやめるなど服装も工夫して節電しようと始まった『クールビズ』と『ウォームビズ』について、環境省は3月31日、全国一律に実施機関を設けることを2021年度からやめると発表した。
地球温暖化などで極端な気温の日が増えており、国が決める期間が実態に合わなくねってきた。今後も温室効果ガスの削減は呼びかけるが、企業や団体の自主的な取組みに委ねる」(同紙)
クールビズとウォームビズは2005年に始まった。小池百合子環境相(現東京都知事)が旗振り役を務めたことを覚えている。
温度、湿度が高い日本の夏にもかかわらず、当時は真夏でもジャケットに長袖シャツ、ネクタイ着用がサラリーマンに要求された。クールビズ大歓迎のサラリーマン、大反対のネクタイ業界。
(つづく)