銀座とのお付き合いは、学生時代からだから半世紀を超える。その中で忘れることができない年がある。「東京五輪」を秋にひかえた1964年、ちょうどいまごろの時季。

この年の東京は落ち着きを失い、ソワソワしていた。まるで自宅にお客を迎える日のように。新築ビルや首都高速道路などは、最後の仕上げに懸命だった。あのころの日本人は勤勉だった。

汗を流している大人を尻目に、おしゃれをした10代の男女が、まるでファッションショーのステージのように集まりだした。若者には敷居が高いと思われていた銀座だったので、大人たちはびっくりした。

銀座の中でも、おしゃれ通りとして名がとどろいていた「みゆき通り」目指して、東京近郊から集合、ラッシュ時のJR駅のような人混みができた。「みゆき族」の謎に『銀座百点』6月号で挑戦。興味ある方はぜひ……。タウン誌入手方法は下記の通り。

(おわり)

『 銀座百点 』の入手方法

1. 『銀座百点』は銀座百店会の会員店にて無料で配布しております。
会員店一覧はリンク先をご参照ください。
http://www.hyakuten.or.jp/tenmei/tenmei.html

2. 切手でのご購入も可能です。
ご希望の月号・部数・お名前・ご住所をご記入し、代金ぶんの切手(1冊348円。切手は500円以下の額面で組み合わせてください)を同封の上、下記の宛先までお送りください。
【送付先】〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目8番20号 銀座コアビル8階 銀座百店会

『銀座百点』のお問い合わせ電話番号:03-3571-6860

※『銀座百点』とは…1955年(昭和30年)に創刊されたタウン誌の先駆け的な存在です。銀座のかおりをお届けする雑誌として、スタッフが銀座じゅうを歩き、アンテナを張り、情報だけでなく、銀座の文化を表現しています。中でも、各界の有名人によるエッセイや座談会は読み応え十分。銀座の街で、ぜひお手にとってお読みください。