「あーかいぶす」第2弾として選んだのはサッカーのジャケット。
正しくは「SEERSUCKER」。語源はペルシャ語で「ミルクとシュガー」の意というが、
わたしにはペルシャ語は分からない、どうしてミルクと砂糖なのかいまだ不明。

サッカーは生地の表面に凹凸があるのが特徴で、
この凹凸が肌にベッタリ張り付かないところから夏用の服地とされてきた。
ストライプが代表的だが、チェックもある。

ストライプは幅の細いものから太いのまでいろいろあるが、最もオーセンティックなのは2ミリ幅。
1950年代はスーツでも着たようだが、ジャケットが一般的。
仕立てはマドラス同様のアンコンストラクテッド。軽くて、まるでシャツを羽織った気分。

2種のジャケットに加え、60年代の雰囲気がマニア向けのボタンダウン・シャツ。
素材は肉厚のオックスフォード。色は白とライト・ブルーの2色。
アイビー暦60年の技術と知恵が詰まった自信作。
(おわり)

※シアサッカーとは・・・表面に縦,横,または格子状の〈しぼ〉のある織物。〈ミルクと砂糖〉を意味するペルシア語のshīr va shakkarに由来する。もともとインドで作られ,亜麻や木綿であったが,現在は絹やレーヨンでも作られる。(コトバンクより)


くろすとしゆきのあいびい・あーかいぶす