今年の1月は全国的に暖冬傾向が強く、関東以西(沖縄・奄美を除く)の月間の平均気温は、1946年の統計開始以降で1月として最高を記録した。

気象庁によると、1月の平均気温は東日本(関東甲信越と東海・北陸)で平年より2.8度それぞれ高く、記録的暖冬で従来の最高記録だった1989年1月を0.5度上回った。

東京都心は平年を1.9度上回り、都心部の観測記録がある1876年(明治9)年以降で6番目の高さだった。

暖かい冬は年寄りにはありがたい。小さいころから寒いのは苦手で、「子どもは風の子」などというが、大迷惑だった。

おかげでこの冬は重くて硬いダッフル・コートを着なくてすんだ。若いときは服の重さなど気にしたことなどなかったが、高齢者それも後期ともなると、「重い」や「硬い」などがかなりのパーセンテージで重要になるものだ。

(つづく)


出典:気象庁