「モフモフ」というコトバ ―― 正しくは「オノマトペ(擬音語)」がはやっている。オノマトペとは妙な言葉と思ったらフランス語なのを知った。「ONOMATOPÊE」。英語だと「ONOMATOPE(オノマトープ)」。
擬音語としては同様の意味を持つ語に「フワフワ」「フサフサ」などあるが、モフモフは誰の作かは分からないが優れモノといえる。受け手には、「そうそう。まさにそんな感じ」よくぞ言ってくれたと共感を呼ぶ。
ところで、モフモフと聞いて何を連想するだろう。犬や猫、ウサギ…… 動物の豊かな毛並みが一般的。人間の髪の毛が多いからといってモフモフは使わない。わたしも若いころはモサモサあったが、いまやモフモフとは縁遠く、ツルツルにまではいかないが、一歩手前スカスカ状態だ。
わたしがモフモフから頭に浮かぶ動物は「アルパカ」。表情も優しくてまさにモフっている。
(つづく)