舛添要一東京都知事は公私混同問題で辞職に追い込まれた。
ご本人は「汗顔(かんがん)の至り」と言っているが、彼は汗顔ではなく「厚顔(こうがん)」である。
「厚顔無恥」な知事を持った都民は救われない。
新聞で見る(テレビは一切見ない)知事の服装が気になった。
元々、彼は服装に興味がないとみえ、いつもやぼったい服を着ていた。
それならそれで通せば「マスゾエ・スタイル」になる。見苦しいのは、中途半端におしゃれっぽく装う点である。
都議会の代表質問に答えるために現れた知事のコーディネートについて触れておく、
結論から先に言う「NO」である。公の場にふさわしいとは言い難い、はっきり言えば「良くない」。
ミディアムライトグレー、シングル2つボタンのスーツだが、もっと濃い色を選ぶべきだった。
というのは、一種の謝罪会見なのだから、地味で控えめな服が望ましい。
グレーだったら、黒に近いチャコールグレーがベスト。
(つづく)