「くろすとしゆきトークイベント」を無事終えることができた。

神戸ファッション美術館へ久しぶりに足を運んだが、いつも変わらぬ温かい歓迎を受けた。
神戸は昔から＿VAN時代＿おしゃれさんが多い土地柄、
それもほかの都市とはひと味違った雰囲気を持つ人が多い。
それというのも神戸は紳士服発祥の地という歴史とプライドがあるからだろう。

イベントは８月２９日、１５：３０分から満席の美術館内セミナー室で行われた。
一昨年寄贈したアイビーコレクション＿というほどのモノではない。
１９６０年代に着ていた服＿を基に、モノにまつわる話をしゃべりまくった。

昨日のことは忘れるが、幸いなことに半世紀前の、特に服に関してははっきり覚えている。
おかげでネタ切れのおそれがないのがありがたい。

わたしにとって、服の話はボケ防止の特効薬なのである。
（つづく）

撮　影：石田原 弘（いしだはらひろし）／神戸ブランメル倶楽部代表・石田洋服店代表取締役