「断捨離」を実行しないとひどい目に遭うことを体験した。
根がケチだからモノが捨てられない。いつか役立つ時が来るだろうと、捨てずにしまい込んでいた。
どこかでもらったボールペンから始まって、フリーマーケットで買った古いトランクまで。さながら古道具屋。
とりわけ服飾品となると、絶対といっていいくらい捨てることはない。
以前、一度整理しかかったことがあった。結果は無惨なものだった。
古いネクタイ1本でも、これを買った店、どんなつもりだったかなど思い出す。
結局なにひとつ片付かないまま終わった。
1960年代に身に付けていたコート、ジャケット、シャツ、ネクタイ、靴などが、
捨てられぬままたまりにたまった。
3年前、自宅を建て替える時、どう考えても新居には持ち込めない(小さな家なので物理的に無理)ことが判明。
愛着あるわが古着の行方が悩みのタネ、ゴミとして処分するのは忍びない・・・。どうしたものか。
(つづく)