VANスニーカーは大ヒット、他の靴メーカーも便乗し、1960年代後半、第一次ブームが起きた。
第二次スニーカーブームはREGALから始まった、75年のことだ。
70年にVAN退社後、REGALのお手伝いをしていた。
ウイングチップやプレーントウがビジネスマンの間で定番化したが、伸びは鈍くなりつつあった。
カンフル剤のつもりでスニーカーを提案した。
70年代半ば、世の中はカジュアル化へ向かいだしていた。
靴にも同じ傾向が求められるようになり、硬くて重いウイングチップから、
軽くて色彩豊かなキャンバスシューズへ要望が高まりつつあった。
REGALスニーカーは時代の要求にタイムリーにこたえただけだったが、思わぬヒットとなり偽物が出るほど。
さて、第三次ブームも間違いない。
今回は女性を巻き込んでのことなので、スケールは大きくなることだろう。
(おわり)