スニーカーがよく売れている、と先ごろの新聞記事にあった。
健康志向の高まりを背景に、若い男性だけでなく、女性やお年寄りにも人気とか。
靴全体の国内市場が微増にとどまるなか、スニーカーを中心とする「多目的シューズ」の市場は
2014年までの2年間で27%伸びたというデータもある。
ハイヒールやブーツを好んでいた女性に、楽に履けるスニーカーを好む傾向が強まった。
電車内でもスニーカーをコーディネートした若い女性が目立つ。
カッカッと耳障りな音を立てるミュールに比べ、スニーカーは静かで健康的、女性のスニーカーは大歓迎だ。
一方、定年を迎えた団塊世代も、ビジネスシューズから履き替えているようだ。
団塊世代より二回りも上のわたしでも、今年の夏はスニーカーの出番が増えるだろう。
スニーカーブームの背景には、健康志向の高まりもあるが、革靴に比べ安価なことも見逃せない。
(つづく)