世界メンズファッション誌の最高峰「GQ」アメリカ版にて、

Made in Japanブランドとして大変名誉ある評価をいただきました。

掲載内容を日本語訳いたしましたので、ご紹介いたします。

What is GQ ?

アメリカに本社を構える多国籍雑誌出版社「コンデナスト・パブリケーションズ」が発行する男性向けファッション雑誌。コンデナスト社は女性向け雑誌『VOGUE』など世界を代表するファッション雑誌を多く発行しています。(ニューヨーク本社のほか、ロンドン、ミラノ、パリ、マドリード、東京に拠点を持つ。)
「GQ」は、1957年アメリカで創刊。世界初のメンズ・ファッション&ライフスタイル誌。現在15ヶ国で発行され、世界のファッション界をリードしています。

日本で価値あるものを買う - お買い得な楽園へ

だれに訊ねるかによるだろうが、世界最高のメンズ・ドレスシャツといえば、パリの「Charvet」、ナポリの「Salvatore Piccolo」、もしくはロンドンの「Turnbull & Asser」だろう。これらはすべて素晴らしいメーカーで、世界から賞賛を得て、高い金額を提示する「価値」がある。私としては、まだ世に知られていない日本のブランド「鎌倉シャツ」が好きだ。

1993年に鎌倉のコンビニの上で小さなシャツメーカーとして設立したブランドは、まだ2店舗しかアメリカに出店していない。この会社の創業時からのミッションは、最良の素材を使用して質の良いシャツを正当な価格で作ることだ。この哲学は、ディテールに対しての熱烈なこだわりとあいまって、価格帯の次元を超えて、最高のドレスシャツを世界に生み出し続けている。

ほとんどの鎌倉シャツは79ドルだ。2倍の価格に設定したとしても驚くほどお買い得だ。シャツの価格がかなり良心的でありながら、デザインも申し分ない。オックスフォード・ボタンダウンの襟のロールは、どの主要アメリカブランドが売り出すものより良くできている。スプレッドカラーにおいてもヨーロッパで見つけるものほど良い。フィットは素晴らしく、シャツも上質な生地から出来上がっている。鎌倉シャツを知った後は、シャツに対する価値基準が変わることは容易に想像できる。

もしあなたが清きシングルモルトやスイス製の時計、ブリティッシュオックスフォードなどの「本物」を求めているのであれば、日本では満足いかないだろう。日本は二次資料、リミックス、修理などのコンセプトに感激する人々や、ベストなものを捜し歩き、勇気と興味をもって、その完璧さを「高める」人たちのためにある。私はその姿勢に山崎18年を入れたグラスで称えたい。

本文(英語)を読む>
http://www.gq.com/story/japan-good-deals

Kamakura Shirts のNYC にある洋品店は必ずしも静かに身を潜めているわけではない。実際にはマディソンアベニューの喧噪の中にある。

しかし、この日本からの控えめな遠征店に足を踏み入れる度に、誰よりも先にお店を発見したと感じずにはいられない。ウィンドウにはより良い見た目を渇望しようと企んだマネキンは無く、「これぞモダン」と思わせる様なイタリアの大理石が敷き詰められている訳でもない。この店は他と一線を画したかたちで斬新に控えめ、ないしチャーミングにシンプルなものを追求し、「ドレスシャツ」という本当に大事な物に焦点をあてている。店内の両サイドには大きく立ちはだかる棚があり、Kamakura の素晴らしいドレスシャツが4つのフィットに分かれ、4つの襟型でそれぞれパターンや生地がきちんと混ぜられ詰め込まれている。勿論、完璧に、である。そして、ほとんどのシャツが$80以下。
1つだけ問題点があるとしたら、もっと買いたくなってしまうこと。1 着だけではとても店を出られないだろう。

原文(英語)を読む>
http://www.gq.com/story/best-place-to-buy-suits-gq-100

どんなジャケットにも合うコーディネート

ご存知の通り、本誌では基本のファッションアイテムについて沢山触れてきた。それはあなたのクローゼットに掛かっているほとんどのものに合う、投資の価値があるアイテムばかりだ。

イギリスのルートンを歩く、ケンブリッジ公(ウィリアム王子)のコーディネート、(ネイビーのチノパン・パリッとした白シャツ・シルクのニットタイにかっこいいウィンドウペンのリネンジャケット)を見れば、何故そのアイテムたちを重宝するかがわかるだろう。

ベースがここまでベーシックであれば、ちょっとでもイケてるアイテムを合わせるだけで、そのアイテムが一気に際立つことがわかる。

基礎はこの要素であるとき、カッコイイアイテムはその瞬間にあなたのペアとなり、あなたのスタイルとして象徴となることが分かる。

ス トリートスタイルの新星、ウィリアム王子の場合、ニュートラルカラーでコーディネートをまとめることで、ブルーストライプが入ったサンドカラ―のリネン ジャケットも紳士服のマストアイテムに見えてくる。シンプルなオリーブのコットンブレザーであろうと、派手なグッチのMA1であろうと、最近ヘビロテして いるジャケットでもマネをする価値がある。ちょうどいい白シャツというのはフォーマル過ぎず、流行を意識しすぎていないもの。ワイドカラーはいつも良い仕 事をしてくれる。

Kamakura royal oxford spread-collar shirt, $130, available at kamakurashirts.net

メーカーズシャツ鎌倉 ロイヤルオックスフォード ワイドカラーシャツ $130

 全文(英語)を読む> http://www.gq.com/story/what-to-wear-with-every-sport-coat-you-own

最近まで、もし鎌倉シャツを欲しいと思っても、東京まで飛行機で行かなくてはならなかった。今では、インターネットアクセスがあれば誰でも、日本のビジネスマンが知っている(秘密を)発見できるようになった。オックスフォードのボタンダウンシャツ(右)と、ブロードのワイドシャツ(左)は、ドレスシャツにおいて男たちを魅了する全てを備えている。
稀に、シャツが固すぎて首や手首が切れてしまいそうだと思ったことはありませんか?
鎌倉シャツは巻き伏せ本縫いだから、そんな心配はない。(糊付けされたシャツとは違う)
たまにシャツが、紙やすりのようだと感じたことはありませんか?
鎌倉シャツは違います。マニアックな話になりますが、繊維の長いコットンを使用しているのでアル・グリーン(歌手)のスロージャム(ゆったりしたジャズの即興演奏)よりもスムーズです。
そして、もしあなたがただのシンプルなシャツが何故$300 もするのだろうと思ったことがあるのならば…
鎌倉シャツは$80 以下で手に入れることが出来るんだ。

原文(英語)を読む>
http://www.gq.com/story/japans-best-79-dress-shirt

メンズファッションブログの気まぐれな世界では、”日本製”というのは”イタリア製”を上回る流行になっている。かっちりしない形のスポーツコートやスプレッドカラーのシャツ、そして ” sprezzatura “(技巧を隠して、自分がしていることをあたかも労せずに無意識にできたかのように見せる、さりげなさ)はまだメンズの分野では支配的だが、VISVIM 、ジャーナルスタンダード、ビームス、ネペンテス、ユナイテッドアローズのような

カルトな日本のブランやショップは、ストリートスタイルの最新流行スタイルを扱っている。鎌倉シャツも、そのうちのひとつといえるだろう。彼らのシャツがよくフィットして、様々なスタイルを出し、人気のある”日本製”のラベルを持っているだけでなく、それらは驚くほどリーズナブルなプライスなのだ。マディソンアベニューに位置する彼らのニューヨーク店は J.プレスのような他のプレッピースタイルの店舗に近く、近頃1周年を迎えた。スプレッドカラーのブロードクロスのシャツ、ラウンドカラーのポプリンのシャツ、さらに「アイビールック」の著者であるグラハム・マーシャル氏に敬意を表して、オーセンティックなアイビースタイルのオックスフォードのシャツもある。すべて日本製で、なんとたった79ドルなのだ。シャツには二つのフィットがある。トーキョーフィットは小さいサイズの男性向けで、

ニューヨークフィットは大柄の男性向け、どちらもクラシックとスリムバージョンがある。ことに目を引かれるのが、美しい織りのシャツだ。特級の新疆コットンから作られ、この生地は中国の乾燥地帯が原産であるため、普通の綿よりも長いどころか、スピーマのようなプレミアムコットンよりもさらに長い。それが生地に織られると、仕上がりはすばらしく滑らかで、エジプト綿に匹敵する。シャツはすばらしいピケ生地に仕上げられ、耐久性のために一続きの針作業で仕立てられている。ふつうポロシャツの生地をボタンダウンに仕上げようとすると、出来上がりはこれほどよくできないものだ。

試しに他のシャツ会社が、こうした生地をボタンダウンに仕立てあげたシャツを見て見るといい。アイディアとしての聞こえはよいが、実際によく仕立てるのは、とてつもなく難しい作業なのだ。鎌倉シャツは、おそらく唯一フィットと生地、そして100ドル以下というプライスで完璧なバランスを持っている。

原文(英語)を読む>
http://www.gq.com/story/daily-endorsement-kamakura-knit-buttondown-shirts

New York から、Made in Japanを世界へ

一流のメンズファッションブランドが軒を連ねるMadison Avenueに1号店を出店。
多くのお客様からのあたたかいご支援をいただき、GQをはじめ様々なメディアから大変名誉ある評価を頂くまでに成長いたしました。
2019年10月にはMadison Avenue店7周年を迎えます。
「Made in Japanの最高品質とおもてなしを世界へ!」
これからも挑戦し続けて参ります。

Madison Avenue店

2012年10月30日OPENED

貞末民子によるニューヨークお散歩ページ。現地の写真と共にお届けします!CLICK HERE! >