高校生の頃から、グラフィックデザイナーやWEBデザイナーを目指していました。自分でバリバリ働いて、好きなものを買い、好きな場所へ行きたい！という欲求が元々強かったので、どこでも仕事ができて自由に働けるフリーランスのデザイナーになりたかったのです。
空間デザインに関しては、友人のパーティーで装飾させていただいたことがきっかけです。その時のテーブルコーディネートの様子をアップしたSNSを見てくださった方から、お仕事の依頼をいただけるようになりました。
これまでは、女性向けの“かわいい”をコンセプトにしたブランディングやデザインのお仕事が多かったのですが、今後は“ママ”ということを活かして、子供向けのお仕事もしたいと考えています。例えば、おもちゃのデザインや、絵本制作、子供向けのアートスクールも開きたいです。

激変しました！昔はヒールの高い靴をよく履いていましたが、今は子供と外出することが多いので、フラットシューズを履くことが多くなりました。また、以前は派手な色やプリント柄のアイテムを好んでいたのですが、今は白のアイテムを頻繁に着用するようになりました。子どもと一緒のときは気兼ねなく過ごしたいので、漂白できる白いアイテムって意外と便利なんですよね。

元々タイムマネジメントが得意で、計画を立てたり、段取りするのが好きです。
例えば、打ち合わせの順番が中目黒→表参道→代官山であれば、各クライアントに交渉して1か所にまとめてもらったり、「Skype」を使った打ち合わせを提案することもあります。移動時間って結構ネックなので、工夫していかに有効な時間を増やすかが、働く上でのポイントです。
また「Evernote」や「googleカレンダー」などのツールも駆使しています。「googleカレンダー」に打ち合わせ場所も登録しておけば、ワンクリックで地図が出るので、当日バタバタせずに向かうことができます。
最近は、育児に関しては時間を省きすぎることは良くないなと感じています。子供は自分でご飯を食べるのにはまだ時間がかかるので、私がスプーンを口に運ぶことが多かったんです。そうしたら子供が、“ご飯は食べさせてもらうのが当たり前”だと思うようになってしまって…。効率は良くなくても、育児に関しては時間が必要だなと、日々子供に教わっています。

“いつもより少しだけスペシャルなテーブルを演出する“というコンセプトのもと、「facebook」や「Instagram」で、日本各地の素敵な器やこだわり食材の紹介、関連するイベント情報の発信をしています。また、料理から器のコーディネーションまで手掛けたお食事会や、ガラス食器会社さんと和菓子作家さんのコラボレーション展示企画などのイベント開催も手掛けてきました。また今秋には、“食と器”プロジェクトの拠点となるギャラリーを谷中にオープン予定です。
プロジェクトをはじめたきっかけは、料理上手な友人とよくホームパーティーをしていたことです。SNSに彼女が作った料理の写真を載せると、“素敵！行ってみたい！”とたくさん反響があり、巷で有名なホームパーティーとして盛り上がったんです。これは彼女と一緒に何か面白いことができそうだと思い、“食と器”のプロジェクトをスタートしました。
SNS時代の今、“素敵に暮らしていること”、“豊かに暮らしていること”の象徴として、「器」がファッションの一部になってきています。でも、まだまだ知られていない日本各地の素敵な器や食材はたくさんあります。それらを、私たちの感性で広めていきたい。人にとっての洋服の様に、食事を彩るものとして、器や食材選びにこだわる人を増やしていきたいですね。